冬になるとバチっと痛い静電気。
皆さんは、静電気がひどい服を持っていませんか？
これを着るといつも痛くて辛いんだよね…という服です。
そんな静電気がひどい服は捨てるしかないのでしょうか？
お気に入りの服を捨てる前に、服の素材と関係や、静電気除去グッズを使って対策してみてください！
静電気がひどい服は捨てるしかないの？
静電気を溜めていなければ、痛い思いをせずに済みますよね。
静電気はなぜ起こるのか、溜めやすくする原因を知って、静電気を減らしていきます。
静電気が発生するメカニズムを知る
全ての物は表面に電子を持っています。
素材により、その電子がプラス、マイナスがあり、その強さもさまざま。
似ている電子の素材の服同士だと静電気は起こりにくいですが、異なる電子の素材で重ね着をすると摩擦が起こります。
この摩擦で静電気が発生します。
服を脱ぎ着するときに、よく静電気が起こるのはこのためです。
静電気がひどいのは、その服だけが原因ではない
上の表は、プラス電子とマイナス電子の強さの順番に素材を並べています。
重ね着の際に、この表で遠い素材の服同時を着ると、より静電気が発生しやすくなります。
近い素材で重ね着すると、静電気が起きにくくなります。
冬の乾燥が静電気を溜めやすくする
夏より冬の方が静電気が発生しやすいのはなぜでしょうか？
それはズバリ、乾燥が原因です。
水分は静電気を逃してくれる役割があるため、乾燥している冬に起こりやすくなります。
静電気がひどいのは、体質も関係している
体質により、静電気を溜めやすい人、溜めにくい人はいるのでしょうか？
一般的に不規則な生活習慣の人、睡眠不足の人、ストレスが多い人、の方が静電気を溜めやすいと言われています。
健康的な生活が静電気にも良いということですね。
静電気がひどい服を着る時の対策は？
気をつけていても発生してしまった静電気の逃し方があればいいですよね。
お気に入りだけど静電気がひどい服を捨てずに着る方法があります。
静電気除去グッズを使う
キーホルダー、アクセサリーなど、触るだけで放電してくれるアイテム、最近よく売られていますよね。
１つではなく、複数を組み合わせて使うとより効果的です。
キーホルダーはドアノブを触る前など、あらかじめバチっとくるタイミングが予想できる時におすすめです。
ここで放電しておけば、かなりの痛みが軽減されます。
自宅にはあらかじめ放電のプレートを貼っておくのも、忘れずに簡単に放電できます。
アクセサリーはネックレスやブレスレットなど、肌に触れるタイプの方が放電されやすいです。
ヘアアクセサリーは静電気で髪がくっつくのを抑えれますが、手までは放電できないので、こちらも複数組み合わせがより効果的です。
素材でコーディネートする
服の素材でお伝えしたように、静電気が起きにくいコーディネートをすることが大切です。
特に化学繊維は水分が少なく、静電気が発生しやすいです。
ハンドクリームで保湿する
一番静電気で痛い！となるタイミングは何かを触った時ではないでしょうか？
手にハンドクリームを塗ることで水分が補われ流ので、静電気の痛みが軽減されます。
冬は特に乾燥して痛いので、常にハンドクリームを塗る！という癖をつけてしまってもいいかもしれません。
部屋全体も加湿する
ハンドクリームでの保湿だけでは、すぐにまた乾燥してしまうので、部屋全体が加湿できると良いですね。
加湿器がなくても卓上で加湿できたり、濡れタオルで加湿ができます。
暖房とセットで加湿ができると理想です。
我が家はストーブの上でお湯を沸かしています。
一石三鳥です！
静電気対策の柔軟剤を使う
新しい服は特に、長時間輸送で乾燥していることが多いです。
一度洗濯してから着ることで、静電気の発生は抑えられます。
更にダメ押しで、静電気対策機能のある柔軟剤で洗濯するとより効果的です。
着る前に静電気防止スプレーをする
スカートにまとわりつく静電気で、よく使われる静電気防止スプレー。
スカートだけでなく、どうしてもコーディネートの素材の相性が悪い時は、摩擦が起こりそうな面をスプレーしてみてください。
裾と袖口に安全ピンをつける
まさか？と思う方法でかなり効果があったのが、裾と袖口に安全ピンをつけるという裏技です！
詳しくはセーターの静電気には安全ピン？服のバチバチに簡単な対策と逃し方！で紹介しているます。
この方法、お金がかからずかなり静電気が改善されたので、騙されたと思ってお試しください！
まとめ
せっかく気に入って買った服を、静電気を理由に捨てるのは悲しいですよね。
静電気のひどい服、捨てる前にここで紹介した方法を試してみてください。
少しでも痛みが少ない冬になりますように。
バタナツでした。アンニョン！
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